Fumihito Ohashi Architecture Studio

-吉田山大茶会|囍茶|茶布茶会のための空間 KYOTO , KYOTO2017.06
吉田山大茶会で、奈良の囍茶さんの茶席のための仮設の茶室を設計しました。
主な素材は、柱と垂木は白竹を使用、水平材は檜、表面に纏うやわらかな表情の布は茶布(お茶によって染められた布)。
部材は会場にて組立・ばらしができ、車に載るサイズまで分解できるような仕掛けとなっています。
茶布によってゆるやかに囲まれた室内(半屋外ではあるけれど)は、光と木々の影、風、お茶の薫り、笙の音色、そして囍茶さんの話す言葉などが重なり、ここでしか受け取ることのできない空気を醸し出していました。
囍茶|茶布茶会のための空間
施主|囍茶(奈良)
茶布|アリサト工房(奈良)
構造部材製作|橋本建築(静岡)
一部部材加工|浦野木工(静岡)
金物加工|望月ネームプレート(静岡)
石|京庭なる井(京都)
設計|FOAS大橋史人建築設計
開催地|吉田神社境内 京都府京都市左京区吉田神楽岡町30番地
会 期|平成二十九年六月三・四日
用 途|イベントブース
素 材|竹、木、布